傍流

現役大学生の僕が思うことを思うままに書いていくブログです

11月19日(木)【私はあなたたちを殺さなくちゃいけない】

生命保険会社の感涙を誘う動画を見た後、部屋を出るとすぐに喫煙室があった。ああこの人たちは死のしの字も知らないんだね。ここには確かに地獄はないだろう。生きているとも言えないが。だって、やらなくても死なないのに。

 

どこか漠然と人類の繁栄は恒久的なものだと思っていたけれどどうやらそうでもないらしい。人類は絶対に絶滅する。なぜならば「絶滅しなかった」と断言することはできないからだ。

 

私はどうしたいとか、どうなりたいとかは特段ない。ただ自分の中の、痰壷のような、貯金箱のような、色水みたいに煮詰まった情動が詰まった容れ物を、割ってみたいなとは思う。だって仕舞い込んで荼毘に付すのはもったいないし。

 

やはりこう希死念慮があるからこそ人は、私はダイナミックに生きられると思う。きっと羽虫に生まれていたらこんなことは思わなかったんだろう。いやでもこれは少し傲りがあるかな。聖書を書いた人と同じように。人間が特別であると思うのはあまりにも原始的だ。ともかく、俺は人に生まれてよかった。