10月20日(火)【寛容】
今日ゼミのなかでマナーの話が出ました。
イギリスでのマナーの精神の一つに【寛容】-tolerant-というものがあるそうです。それは生きていく中でどうしても相入れない、嫌いな人物はいる、その点は認める。それでも相手に不快を与えないように振舞う。
翻って日本の場合は嫌いな相手をなくそう、好きになろうという方向へいくのだとか。
どの程度浸透しているかは分かりませんが、この寛容というものを私はとても素敵だなと思いました。
好きなものを愛せる人間はたくさんいる。けれど嫌いなものに対して真摯に向き合える人間はそう多くない。
思うに数年前の自分にはこれが足りなかった。考えが違うと感じた教授、嫌だと思った組織、これらに対してひどい対応をしてしまっていた。点滴を無理やり引き抜くかのように辞めてしまった。悔い、だ。
私の目標のひとつに付け加えたいなとおもいました。