傍流

現役大学生の僕が思うことを思うままに書いていくブログです

6月8日(月)【自分のキャリアということについて改めて考えたこと】

自分のキャリアというか将来像について最近になって考えが少しづつ変わってきているので忘れないうちに書き留めておこうと思います。

今は「実家において生活したい」という気持ちが強くなってきています。

理由は主に4点あります。

  

1)親の存在

一つは親がいるためです。同僚やお客様なんてものは世界に何万人といます(できます)が、親は世界に二人しかいません。まあ単純に比べられるものではありませんが。

自分としては親に恩返ししたいという思いはありますし、親も近くにいてほしいと望んでいる。独り立ちして身を立てることで恩返しするという手段ももちろんあります。今は親もああ言っていても未来には出世して欲しかったというかもしれないし、私もいつか後悔するかもしれない。

けれど変わらない、すでに決まっている未来としては、私の親はあと二十年もすれば死ぬだろうということです。死ぬのはそのくらいでしょうけれど、何かを享受できる、万全に意思疎通できるのはもっと短いかもしれません。

外に出れば親不孝、家にいれば親孝行というような単純な話でもない。こればっかりは自分で決めなくてはなりません。

2)地元が嫌いじゃない

便宜上地元とは言っていますが、住んでいるのは6歳以降になります。転勤族だったもので。このあたりに住んでからも県内の転居もありました。10歳の頃に親が家を買いそこから定住するような流れになったのでそのあたりを実家、地元と認識しています。

まあそのくらい住めば十分に地元でしょう。

私立の中学にいったので地域の友人とは離れていったし、中高とそこまで気の合う友人もいなかったのでそのあたりのこだわりはありません。

ただまあ気候や地理や特産品からみるとけっこう気に入っています。ちろっと滞在したところを思い返すと東京、神奈川、大阪、広島などがありますが、やはり地元がいいかなあなんて思います。首都圏は交通網が発達していますが、あとから継ぎ足し継ぎ足し作られた感があって整っているとは言い難いですし、人が多すぎて本当の意味で「交通の便がいい」とは言えない。大阪は体感ですが喫煙者が多いですね。広島は寒い。まあ今住んでいる山がちだからですが。広島市に限って言えば、三角州の地勢からか地下鉄が作りづらい、なんか車が多い、工業地帯が近い、という風に感じます。あと広島空港が冗談みたいな場所にある。誰が誘致したんだ一体。

地元松山の良いところは以下の通り。松山市駅から歩いてすぐ商店街へといける。運賃が安い。市街地がまとまっている。まあこの辺りは栄えている領域が限られているからとも言えますが。あとは気候が温暖である。空気がきれいに感じる。この辺りは事項で詳述します。文学を推しているという点も嫌いじゃないですね。

誇りがどうの、と言えるほど情緒的な人間ではありません。多少の嫌な思い出もありますし。ただいろいろ比べて考えてみて、田舎だとおもっていたここもそこまで悪くないなと最近思うようになりました。大好きではないが嫌いじゃない。どちらかと言えば好意的寄り。そういった意味での「嫌いじゃない」です。

 

3)自分の体質による制限

よく言っているように私の肉体にはいくらか制限があります。主には気管支喘息によるもので、寒冷、乾燥、排気ガス、塗料系の臭気、煙草、化粧品、香水によってかなり体調を崩します。煙草のある空間にいた日の夜は脳の血管がひくついているのが体感できます。あとこまかいとこいえばワックス、シュークリーム、服屋、野焼き、ニス、防水スプレー、殺虫剤、除光液、なんかも苦手ですね。

これ以外にもいくつか欠陥がありますね。それと関係があるのかどうかは分かりませんが常人の三分の二の体重で生まれた未熟児だったという背景もあります。

嘆いたときもありました。ですが今は言い訳にするのも、目をそらすのも、開き直るのも、違う気がする。多くの万全な人にできることが自分にはできないかもしれない。逸る気持ちもある。だけど、だからこそ私は自分にできることを見つけていくしかない。

親が首都圏勤務からこっちに引き上げたのも私の体を慮ったからなのではと幼心に悟っていましたし、実際松山にいるほうが調子が良い。気候面、環境面からいってもここは私に適していると思います。首都圏での居住がどれほど影響あるのか、それは住んでみなければわからない。だがその賭けに払うのは命そのものです。命にまで責任をもつ企業が一体どれほどあるでしょうね。

ここなら確実に安全というわけではないが、リスクは低い。ここが良いと思うのはこうした理由です。

4)趣味が適合している

例えば趣味がスタジアムでの野球観戦だとか、ライブだとかクラブ通いならば都市が適しているかもしれません。ですが私の趣味は読書やゲームや映画など、まあネット環境さえあればどこでも楽しめるものです。よって別に地方にいってもそう苦じゃない。あと動植物がすきなのでむしろ動物園が近い実家のほうが好きですね。

5)全国転勤によるデメリット

まあ仮にですが全国転勤になったとしましょう。それによるデメリットがいくつか考えられます。結婚や家の購入の制限はもちろん、子供への影響などがよく挙げられます。

自分としては定住しないことによって自治体への選挙参加によるリターンが受け取りづらいということを重く考えたりします。必ずしも反映されるというわけはありませんが、選挙等で意思を示したとすれば何年かかかってそれが結果に出てくると思います。定期的な全国転勤の場合それを受け取る頃にはもう別のところへいっている。しかも他人の都合で。

自分の意思で転居するならまだしも人の意思で左右されるのは少しいやですね。

 

6)総じて

まあ今はこんな風に思っています。思ったより長くなってしまいました。もう少し簡潔な文章をかけるように心がけたい。違うな。簡潔が求められている時はそのように。長く書く必要がある時はそのように。この使い分けができることが大事ですね。

今日書いたのはあくまで今日考えていることです。明日には変わっているかもしれません。地元にいることのデメリットもありますし。ただまあ結論としては地元にしばらくはいようかな寄りの思考になってきているということです。

キャリアというと違うかもしれませんが今日は居住地について考えてみました。おやすみ。