やりたいこと

名言とかセリフとかを一言一句記録して後生大事に胸に抱くこと、私はそれを否定します。言葉は相手の胸にぼんやりと「ああよかったな」と思われるぐらいがちょうどいいのだと、言葉尻を優先しすぎると形だけのものになってしまうのだと、今はそう思います。ことさら記録なんてしなくてもいい。その言葉を生み出した心を覚えていればきっとずっと胸に留めていられる。だから私は今日聞いた同じ部活の仲間の言葉を、永遠には無理だけど、死ぬまでは覚えていられるでしょう。

私がこの一年とちょっとの間、好きになったのも迷ったのも嫌いになったのも、それら全てから目を逸らしたのも、全部私のものなんです。他の誰にも渡しはしません。

私は今よりもっと素敵な言葉を吐き出していきたい。だから応援団を辞めようと思います。楽しかった。